続・理想のレモンクッキーを求めて
前回のレモンクッキー記事cwint34.hatenablog.com
を書いてから早3ヶ月。
その後、いろいろな方からおいしいレモンクッキーの情報を教えていただいたり、たしか好きだったよね?と言って、友人からクッキーを貰うことが増えたりと、とても楽しいクッキーライフを送っています。
よく言われることではありますが、好きなことを好きだと発信していくと、さらにいろいろな情報があつまってくるのだなあと実感しているところです。
食べることも好きだし、ものを書くことも好きなので、たべものにまつわるものごとをたくさん書きたいなあと思ってはいるのですが、無精者なので3ヶ月も空いてしまいました……。反省。
さて、この3ヶ月のあいだ、わたしのレモンクッキー熱はいまだ冷めやらぬままでした。外を歩いていてお菓子屋さんを見つければ、とにかく焼き菓子のコーナーを確認。百貨店に行けばお菓子のフロアを隅から隅までチェック。
そんな生活を送っていたわけなのですが……やっぱりないんですよね。レモンクッキーって。
ふつうに探していても見つからないので、これは細々とネットで探し続けるしかないのかなあ……と途方に暮れていたわたしのもとに、颯爽とあらわれたニューカマー。それがこちらです。
無印良品さんのサブレシトロン!
さくっとほろっとした厚めの生地に、薄くてパリっとして、酸味の効いたアイシングのバランスが絶妙です。レモンクッキー(あえてそう呼ぶ)は、生地が薄めでパリっとした食感のものが多いので、こういう厚めでさくっとした生地は珍しいかも。
いろいろなクチコミを読んでいると、酸味が強すぎると感じた方もいらっしゃるようなのですが、個人的にはちょうどよかったなと思います。7個300円という手にとりやすい価格なのもいいですね。
しかし、4月ごろに見つけてテンションが上がったのも束の間、クチコミで人気が爆発したのか、すぐにオンラインからも店頭からも姿を消してしまいました。
6月に入ってオンラインでも在庫があったり、店頭にもふたたび並んでいたので喜んでいたのですが、この記事を更新しようと思って確認したところ、昨日まではあったはずの商品紹介ページがきれいさっぱり消え去ってしまいました……。残念……。
商品ページがなくなってしまい、店舗在庫が確認できなくなってしまったのですが、お近くのお店で見つけた方は、ぜひ試してみてください。おすすめです!
そして、この無印のサブレシトロンは、わたしにとても大切なことを教えてくれました。そう、おいしいレモンクッキーを探すためには「サブレシトロン」と検索することが必要だということです!
そしてさっそく「サブレシトロン」で検索してみると、おいしそうなクッキーがたくさん!
そして見つけたのがこちら。
■noix de beurre(東京/日本橋三越、新宿伊勢丹)
フィナンシェがおいしいお店として都内では人気の高いnoix de beurreさん。
何度も近くを通っていたのですが、フィナンシェのイメージが強かったので、ここにお目当ての品があるとは思っていませんでした。
ネットで情報を得て探してみたところ、ショーケース内にフィナンシェやカヌレ、マドレーヌなどがずらりと並んでいるなかで、サブレシトロンはショーケースの上の、少し目立たないところにありました。これは気づかないなあ。
さてさて、肝心のサブレシトロンは、おうち型でかわいらしいかんじです。生地は薄めでかため。
バターの味がしっかりしていて、アイシングのレモンの酸味が強めなので、ロミユニさんのレモンクッキーに近い味かなという印象です。なので個人的にはなかなか理想的な味でした。おいしい!
5枚で594円なので、1枚約120円。ロミユニさんのレモンクッキーは1枚130円、自宅用だと110円なので、あまり値段も変わらないかな。
日本橋三越、新宿伊勢丹の2つにしか出店していないのが残念ですが、伊勢丹オンラインで通販できるようです。isetan.mistore.jp
ちなみに余談ではありますが、こちらのnoix de beurreさんは、アンテノールやヴィタメールなどのブランドを運営している㈱エーデルワイスさんのブランドだそうです。いろいろやってるんですね。
さて、今回も番外編。
いろんなお店をうろついていたときに見つけたものをふたつ紹介します。
シガールが有名なヨックモックさんの店舗限定品。
日本橋三越店のみの取り扱いの「サブレ・フルール」シリーズに、シトロンがあったので食べてみました。
アイシングありのものとなしのものがそれぞれ3つずつ入っています。ひとつひとつのサイズはだいたい500円玉ぐらい。
ちいさくて、お花のかたちをしていてかわいいです。箱入りなのでちょっとしたプレゼント向けかな?
味はほんのりレモン、といった感じ。わたしは酸味が強い方がすきなので好みではありませんでしたが、酸っぱくなくて、ほんのりレモン味が香るぐらいのほうがすきだなあ、という方にはちょうどいいかもしれないです。
でもサイズを考えると、6個で540円はちょっと割高かも。
■パティスリー KOSAI(茨城/水戸)
突然の水戸!水戸に住んでいる友人のもとに遊びにいったときに、駅ビル内でみつけました。
水戸のお菓子事情にはまったく詳しくないのですが、本店と駅ビル、イオンの3店舗で展開しているようです。
ここのサブレシトロンは、これまでに食べてきたものと全然ちがって、生地がとってもしっとりしていてやわらかかったです。びっくり!
レモンの風味はするものの、以前に紹介したDEAN & DELUCAのものと同様、原材料にあんずジャムが入っていたせいか、レモンの酸味に甘さが勝っていたように思います。
これまでに食べたもののなかでは一番甘かったかも。ちなみにひとつ133円でした。
食べ比べができたのはこれだけなのですが、他にも検索でいろいろヒットしたので、またリンクだけはっておきます。
どれもかなりレベルが高そうなので、近くに寄ったときにはぜひ行ってみたいです。
保谷駅すぐのおいしいスィーツの店 ケーキ・チョコレートなら西東京・練馬区南大泉にある洋菓子専門店 Arcachon -アルカション-
パティスリー|アカシエ - Acacier -
やきがしや SUSUCRE シュシュクル
こんな感じで、引き続きおいしいレモンクッキー(もとい、サブレシトロン)を捜索していきたいと思っていますので、すてきなお店をご存知の方がいらっしゃったら、ぜひぜひご一報ください。お待ちしております!
理想のレモンクッキーを求めて
ここ最近、レモンクッキーにはまっています。
一口に「レモンクッキー」と言っても、いろいろあるのですが、その中でも、プレーンなクッキー生地に、レモンを絞ったアイシングを掛けて焼いたものがとりわけ好きです。
レモンクッキーに魅了されてから、いろいろなお店のものを食べ比べしてみたいと思って検索したものの、なかなかどのお店のレモンクッキーが有名かがわかりませんでした。
そこで焼き菓子が有名なお店をいろいろと覗いてみた結果、焼き菓子といえばここ、というような定番のお店には、案外レモンクッキーがなかったりすることがわかってきました。
なので、自分の備忘録も兼ねて、レモンクッキーを扱っているお店と、そのレモンクッキーの特徴をいくつかまとめておこうと思います。
■Maison romi-unie(東京/学芸大学)
Lemon Cookie(レモン・クッキー)
バターの香りのよいクッキー生地に、レモンアイシングをきかせたクセになる味わいのクッキー。紅茶のお供にぴったりです。
1枚:¥130
特定原材料等:卵、乳、小麦
via Lemon Cookie(レモン・クッキー) | Maison romi-unie メゾン ロミ・ユニ
わたしがレモンクッキーにはまるきっかけを作ったのがこちら。お菓子研究家であるいがらしろみさんのお店のレモンクッキーです。測ったわけではないけれど、直径はおよそ7cmぐらいで、結構おおきめです。なので、1枚で割と満足感があるんですが、とまらなくなってしまうぐらい美味しい。もうこれでおしまい!と思っても、すぐまた手が伸びてしまうような、やみつきになる美味しさです。
ここのレモンクッキーの魅力は、なによりその食感。クッキー生地がすごくしっかりしていて、さくっと、ほろっと、というよりは、ぱきっとしている。食べごたえがあるな、と思う理由の1つはこれかも。
あと、何より、アイシングのレモン味が絶妙。いろいろ食べ比べていると、レモンの香りはするけれど、あまりレモン味はしないなあ、と思うレモンクッキーも多いのですが、ここのはしっかりレモンの味がします。バターの味がしっかりした生地と、さわやかな酸味のあるアイシングが合わないはずがない。紅茶はニルギリが合いそうかなあ。
すこし送料がかかってしまうけれど、オンラインでも買えます。
お店には、レモンクッキーが8枚はいった「レモン缶」もあります。かわいい。
新作:「レモン缶」ができました | Maison romi-unie メゾン ロミ・ユニ
■菓子工房 ルスルス (東京/東麻布、浅草、銀座)
東麻布、浅草に路面店があり、百貨店では松屋銀座に入っている焼き菓子屋さん。
写真は「鳥のかたちクッキー」。いろいろな鳥のかたちのクッキーに、レモン味のアイシングをかけたシンプルなクッキーの詰め合わせになっています。敷紙として3種類の暖色系の色紙が入っているのですが、「夕焼け空に飛ぶ鳥をイメージしながらお召し上がりください」とのこと。そういう丁寧なかわいらしさがすてきだなと思うお店です。
同様に、レモンアイシング掛けの星型クッキーを詰め合わせた「夜空缶」というものもあるのですが、そちらもすごくかわいいです。どちらの缶も、いただいたらすごくうれしいだろうなあ、と思うので、手土産におすすめです。20枚弱入っていて、1800円ぐらいだったかな。
ほんのりレモン風味の、さわやかなアイシングと、ほどよくさくさくな生地。素朴な味わいなんですが、ていねいに作られているんだろうなあ、と思う味です。ひとつひとつのクッキーはあまり大きくないので、ついついたくさん食べてしまいたくなってしまう。色紙が3枚なので、3人ぐらいで、お茶を入れながら少しずつ食べるのがいいんだろうなあと思います。ゆったりとした休日の午後のイメージ。
鳥のかたちクッキーのイメージ映像があるのですが、お店のやわらかくてていねいな雰囲気が伝わってきてとってもすてきです。とがってないかんじ。
つくる〔make〕鳥のかたちクッキー〔Bird Cookies〕 from nostos-algia on Vimeo.
まだ松屋銀座店にしか行けていないので、浅草や東麻布のお店にも行ってみたいです。
突然の京都!すみません。北野天満宮から徒歩圏内、電車の駅でいうと最寄は嵐電の北野白梅町にあるお店です。2012年の秋までは長崎で営業されていて、京都に移転されたようです。
ここのレモンクッキーも食べてみたいなあ、と思っていたところ、運よく3ヶ月に一度三軒茶屋にて開催される「SUNDAY MARKET」に出店されるとのことだったので、買いに行ってみました。なので、京都のお店自体には未訪問です。
サイトのトップにクッキーの紹介があるので、見ていただくとわかるのですが、ひとつひとつのかたちがかわいい。「ベア」なんかは、クッキングシートの上に生地がならんで焼かれているのを想像するとほほえましい気分になります。
ここのレモンクッキーは、生地が少し独特かな?という印象でした。ぱきっとしているわけでも、さくさくしているわけでもなくて、どちらかというとパイのような生地で、やさしい感じ。何層にもなっていて、これまでに挙げた3つの中では一番ソフトな食べごたえです。レモンの風味の強さは、ロミユニさんとルスルスさんのあいだぐらいかな?ここのクッキーも、ひとつひとつ、ていねいに作られているんだろうなあ、という印象を受けました。
SUNDAY MARKETでの出店の際には置いていなかったようなのですが、京都に住む家族に送ってもらったバナナブレッドも、厚みがあるし、しっとりしたバナナ味の生地に、ナッツがざくざく入っていて、すごく食べごたえがありました。他にもいろいろ食べてみたい。
ここで番外編。
ここまで挙げたクッキーはどれもとってもおいしいのですが、場所が遠かったりして、あまり気軽に食べられるものではないという難点があります。
なので、もっと気軽にレモンクッキーが食べられないかなあ、と思い、DEAN & DELUCAの「シトロンクッキー」を買ってみました。たしか1ケース600円ぐらい。
味はかなり甘め。香りはするけどあんまりレモンの味はしないなあ、と思って成分表を見てみたら、入っているのはレモンパウダーであってレモン果汁ではなかった……。あんずジャムが入っているみたいなので、甘酸っぱい感じはこれが理由かな。
おいしいお菓子ではあるのですが、レモン感がほしいときには物足りないなあという印象です。
この1ヶ月で食べることができたのはこのぐらいなので、今後も継続的にいろいろ探していきたいなあと思っています。
おすすめのお店をご存知の方がいらしたら教えていただけるとうれしいです!
最後に、ネットで見つけたお店をいくつか。どれも気になるなあ。
ネコクッキー | 誰かと一緒に食べたいお菓子、キャリコ
てんこり焼菓子店 - 東京都 世田谷区 - 食品・飲料 | Facebook
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